エストニア人の女性詩人。タリンのドイツ女学校を卒業。作家集団「シウル Siuru 」創立者の１人。1944年，スウェーデンに移住。愛を歌った官能的，耽美的な作品で知られる。詩集に，『ソネット集』 Sonetid (1917)，『早咲き』 Eelõitseng (1918)，『遺産』 Pärisosa (1923)，『陰からの声』 Hääl varjust (1927)，『ある晴れた日の喜び』 Rõõm ühest ilusast päevast (1928)，『幸福の陰り』 Õnnevarjutus (1929)，『大空の下で』 Lageda taeva all (1930)，『苦悩に満ちた口』 Mureliku suuga (1942)，『灰の中の火花』 Sädemed tuhas (1954)，『辺境の地で』 Ääremail (1963) などがある。